Plurality Tokyo Salon 20231006 会話memo
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お話した人
(顔と名前を覚えるのが苦手で…メモで残してた方のみとなってますすみません、もし記載なかったら教えてください)
投票制度について
QV
一人一票ではなく、たくさん表持ってていくつかに分けて投票できる投票の仕組み
一方、課題もある
会話「QVの構造的課題(西尾さん)」
不思議なのはこのラティックボーツの細の塊ができたときに何個か大きい山以外の小さい山ができると思っていますそこってもしかしたら共通のものがあるかもしれませんそのときどうするの?とかって疑問としては出てしまいますなんか上から3つ取るってなったんですよねじゃあこの共通のものが何個あるのか取るのか上の一番でかいやつがあって2個目のやつがあってもしかしたら制作としてはこれやるといいかもしれない大きい方から取るという意思決定で良いかどうかっていうのはアンノーンですよね最初の対象が切られたタイミングで例えばAっていう対象とB1からB5までそれぞれがアップするじゃないですかBの人はB1でもB2でもB3でもどれでもいいんだけどBだったらいいなって思った人がいてAの人はAでないって思った人がいたらBの方だけ昇がちる分だけ増えていくんですよねAの人はAの方が一品が上になるので圧倒的にAがトップになるわけなんですけどじゃあ一番上のAを取ったらいいのかというとそもそも表が割れている時点で投票をしたのが良くないよね投票対象が割れている時点でこれはとても難しい問題でパートナー的ポーズにでも解決はしてないそうするとじゃあどうするんだっていうんで何回もやればいいとか、この4つ割れちゃったけどこれで決まりじゃなくて、この山一つ一つの中身ちょっと割りましょうとか、っていうのでやっていけばいいんだろうなと思うんですけど、なんかそういう何段階でもやればいいかなって思ってます。
日本のシルバー民主主義の限界
一人一票は平等か
今後社会とのかかわる時間の見込みがあと10年のひと、あと100年の人が同じ一票なのは平等か
未成年に票がないのは正しいか
ドメイン投票制度
子ども持っている親のほうが票が多くなる
先進事例としての台湾の歴史的な文脈・土壌
一党独裁的な国が隣りにいるから、台湾でも民主主義を勝ち取ったという意識がある
ひまわり学生運動
国際標準化にDIDの基準を作ろうとして働きかけている 台湾が占領されてもデジタル空間上で、意思決定ができる。
台湾はリソース少ないから。
台湾デジタル庁として本気。
ただし既存の選挙制度自体を変えようとしてない
大統領制は変わらなさそう
代わりに、5000票あつまったらまたら(再?)検討する仕組みがある
既存の選挙制度を変え、より直接民主政寄りになるべきかどうか
そもそも、この仕組み自体を変えるニーズがあるのか?特に日本。
現在の間接民主主義はテクノロジーがない前提、デジタル化以前の紙文化を前提に、つくられている
人間が意見を汲み上げるほかないから組織の意思決定の間に置く中間管理職が必要だったけど、いまはデジタル化できる
human.icon直接民主主義だったし、ポリスによって政治体制は違った
nishio.icon大事なポイント
現代の日本の民主主義は「まず代表者を選んで、その代表者が意思決定をする」という間接的な民主主義になっている
オードリータンは「それは帯域幅が狭すぎるよね、デジタル技術がない時代に民主主義を実現するためにそうなっただけで、デジタルネイティブはその遅いアップロード速度には満足しないよね」とつっこんでいる
人々がもっと多くの情報をアップロードできるようにすべきだよね
Polisで30の質問に答えると30bit、選挙よりも情報が多い
個別の議題に対して直接的に賛否を表明できる
デジタル技術によってコストが下がった
選ばれた代表者が人々の意見をよりよく集めて理解することを支援するツールとして有用
情報量としては3bit
パブコメの実践が近い
これがもっとデジタル化で、効率化したら、法律作っている側の動き、意思決定がスローだよねと課題意識がもたれそう
一方、ポピュリズムへの対応も必要
LIquid リキッドデモクラシー(liquid democracy)
間接(制)民主主義と直接民主主義を融合させたガバナンス・システム 意見の可視化の仕組みについて
事例
Xのコミュニティーノート
Polis
cofact
人手で行っている
LLMでスケールできるか?
LLMには意図がない
システムプロンプトで人間がコントロールできることはありそう
(YouTube 自動字幕より 7:21:00~) ... after our election now the the exciting thing for me for Gen AI is how mailable it is by Everyday People previously for transformative technologies <is>. you need expert help in order to align it meaning to make a response to the societal needs but nowadays for example the fact Checkers in Taiwan there's this Vibrant Community called g0v or gov0 people who are Civic hackers in the sense that there's a new societal issue and people just start writing open source code to counter it and for many many years there's this project called co-facts or collaborative fact checking where people just in end-to-end encrypted channels they can nevertheless loan press a message and report it like reporting spam and see in the dashboard what are the most trending kind of disinformation there is<.> and it works pretty well but the part-time fact Checkers along with of course professional fact Checkers you know are outnumbered right the people who actually do those foreign interference nowadays coordinated with Cyber attack have a lot of resources and a clarification for each trending meme of the day the trending propaganda of the day depends on people in their spare time
(7:22:15) but this year because gen AI is just so mailable they just fine-tuned a language model together that can clarify such disinformation attacks 24 7 adding back context and things like that and then so we're no longer outnumbered and the best thing is that because it doesn't need dedicated Hardware or resource and can be done on laptops it is still squarely in the social sector by volunteers which is the best place to be so that it would not be captured right by any state or capitalist apparatus so I'm truly excited on how we can align AI using nothing but plain language and we've been working with <g0v>sub-zero projects such as V Taiwan which is now in a partnership with Urban AI to just listen to what people want from the language models interactions with them and using constitutional AI alignment techniques meaning that we just listen to everybody's words compress it without losing new ones and just put it into a language model and say use this to align your next training run so it fits the local Norms instead of everybody subscribing to the same monoculture.
(7:23:25) that's really interesting and you mentioned earlier obviously Adobe elections in Taiwan in January what do you think is going to happen both in terms of the the work that we've built up in the ministry and the ministry itself after January what do you see for the future there
yeah so um if we do our job right nothing bad happens because all of our defense really by shifting left is to make it very clear uh to any adversary that they would just squand
ヤフコメ
工夫:
ベクトルが反対のコメントが表示される
最初に専門家のコメントが入ったあとにみんなのコメントが来る
閉じた空間があれば、偏りを見える化できる
「行列っていう概念が素晴らしい行列と次元圧縮」
「閉じた空間があればあるオーディエンスに対して偏りをふんわり浮かび上がらせることができる」
「まあその行列閉じた空間にしないと、こう巨大な行列になってしまうから、どうやってその参加者の人数を絞るのかっていうところが問題になるわけだよね。」
「ピクシー」
15とか20年前になめらか社会で提案された、新しい通貨のかたち。投票にも使えそう
tkgsnが英訳して、英語圏にも知られるようになったらしい
よいところ
cofactとPolisとは違い、テクノロジーにリテラシーがなくてもいい感じに伝わるのが良い
共通して、仕組みが良くてもUIが悪けりゃ使われない
デジタル教育
Degital handbook
日本だと、モラル教育の話が中心にある
情報コンピテンシー
台湾
akinori.icon
下調べが終わったので、どなたか台湾の方々に聞いてみようと思います。
反映されていそうな下記の文書には見当たりませんでした。「B2 科技資訊 與 媒體素養」に記載される内容と想像しています。
十二年國民基本教育課程綱要 / 總綱 / 教育部 /中華民國 103 年 11 月發布 / 中華民國 110 年 2 月修正
自由進度学習
中央教育審議会が2021年1月に出した答申、「令和の日本型学校教育の構築を目指して」で示された「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実現する先行的な実践として注目されている学習スタイルの1つが自由進度学習です。自由進度学習は、教師が計画する学習内容のフレーム内で、子ども一人一人が課題を自己決定し、計画を立てて自分の学習速度で進め、その過程で友達と相互に作用しながら学びを深めていくことを目指したものです。
Khanmigo カーンミード
対話からいろんな事柄を学ぶソクラティック LLM
「共同体」意識の希薄化と社会的分断、それにどうテクノロジーは対応できるか
「想像の共同体」で言われているような、共同体意識を形作るいくつか要素が、技術の発展によりかなり希薄化してる雰囲気がある
メディア→SNS エコーチェンバー
義務教育→オンライン教育で同じ歴史の共有・体験の共有が減る
(LLM普及でますます加速化しそう)
会話「ビジネス文脈でも、フルリモートでによって帰属意識が薄れているらしい」
SPEAKER_00 04:12.400 -> 04:29.640 それでやっぱり会社への既得意識が引っ張ってやめていっちゃうみたいなそれでそっちと近いものかなやっぱりオフィスで同じ場で仲間としてやっていた人の方が精神的な会社のために頑張ろうっていうのは 納税と社会保障→日本は崩壊、DID
ほかにも、軍事と、貨幣発行の機能がたいせつとか
貨幣発行はブロックチェーン、Web3
会話「国家のオルタナティブとしてのWeb3」
SPEAKER_00 11:23.000 -> 11:45.000 何ていうの?液状化というか地球の裏側で仕事ができるというかどこに住んでも同じじゃんってなった時に住んでるからそこの国家のルールに従わないといけないけどでもそれって半分の国家のルールに従わないといけないけど SPEAKER_00 11:54.000 -> 12:13.560 ただお金の送金とかそこの税金ってどう納めるんだっけとかっていうのはなかなか今の状態だと決められないしそれをマネジメントできる技術もないと思うだけどなんかWeb3とかブロックチェーンとかはなんかそういう地球の裏側にいても 会話「国家の信用がない土地ほどクリプトは普及しやすい」
SPEAKER_00 13:40.000 -> 13:54.000 割とWeb3とかそういうところに資産を逃そうとしたりであるとか保険も例えばWeb3上での金融的なものにもっとお金を持ちそうというインテンティブが強くあるけど SPEAKER_08 13:54.000 -> 15:10.000 割と日本が安定しているせいで日本人はそれほどそれに無視していない状態にあるのかなという気がしますそれはあると思いますね逆に日本だと民間がすごいしっかりしてるから、多分問題ない。けど逆に日本でweb3って一部の人とか、嫌われたりするんですけど、そうやって要は詐欺が多いっていう理由があって、頭が良い人でも騙されて、僕もこの間8万円くらい取られましたけど、なんか、リテラシーがとても高く求められるっていうのはあってそれはでも何と比較してのリテラシーかっていうと日本のもうすでにちゃんとルール化されて真面目な人が多くて人を騙そうとする民間事業者がいないっていうところで感じてる多分こうリテラシーだと求められるようなって話だと思うんですよ なんかそれこそトルコなんか トルコリラのえっとペグされているステーブルコインがなんか 今世界の流動性の中で2位とかなんですよね確かに なんかそれって要はなんか トルコリラがとても弱い通貨だから、そこにトルコリラを持っているんだ、ぐらいだったら、 SPEAKER_02 15:11.000 -> 15:38.000 クリプトの世界の通貨を持って、クリプトの世界の通貨は何がいいかというと、今から5秒でアメリカの人にお金を送れるってことなので、そこは通貨的にもとても安定しているしトルコは知らないですけど民間事業者でとても詐欺のような保険がある国だとしたら トルコリラの話
国家の通貨が信用できないとなったときに、WEB3がオルタナティブとして受け入れられる可能性があるのかもしれない
NFT、クリプトを担保にした保険だったり
ただ軍事機能はまだ代替されなそう
会話「デジタル化進んでも物理は強い、ハッキングとか」
例:台湾のゴールドカード
所在地の場所にとらわれず、有資格者は市民権を得ることができる
リモートでも現地でもOK
ただ、台湾のこと応援してね
メモ
Innovative Minds with Audrey Tang
TaiwanPlus
台湾初の英語メディア「TaiwanPlus」オードリー・タン × 「日本のインターネットの父」村井純氏
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